初めての海外クルーズ

 
 今年(2008)9月上旬,海外クルーズに初めて行った。
 コースは,カナダのバンクーバーからアラスカのアンカレッジ近くのウイッティアまでの,沿岸沿いの8日間。
 この区間は,これまで,大部分カナダだと思っていたが,違った。
地図をよく見ると分かるが,米国アラスカが,カナダの太平洋側のタテ1/2ほど細長く南に下っている。
この辺りは,かつてカリフォルニアに次いでゴールドラッシュに沸き,今はサケを主とする漁業と観光を産業とする。

⇒詳しい地図で見る(ヤフー地図)

 アラスカをロシアがアメリカに720万ドルで売ったとき,ここまで浸透していたらしいが,もっと驚くべきことに, 実はカリフォルニアにもロシア領があったらしいのだ。その経緯は → こちら「世界飛び地領土研究会」

 この辺りの地形は,大陸に沿って大小の島々が入り組んで連なり,海岸線は複雑な形をしている。上の地図を拡大するとよく分かる。
 今回のクルーズは,この島々と陸地の間の内海の水路を縫って,カナダの西側を北上し, アラスカの大陸に刻まれた深い入り江(湾)の奥に入って,湾内に流出する氷河を見学しようというコースである。

 このコースは,世界でも人気の高い氷河見学のコースらしく,豪華客船が何隻も就航しており, 寄港地スキャグウェイでは,我々の乗った「ダイヤモンド・プリンセス」の他に大型客船が3隻も着岸していた。

[日 程]
@初日  関空と成田からカナダのバンクーバーへ,夕刻乗船。出港。
A2日目 終日クルージング,カナダ西海岸を北上。
B3日目 アラスカ州ケチカン寄港,先住民のサクスマン村観光。
C4日目 アラスカ州都ジュノー寄港,メンデンホール氷河及び鮭のふ化場見学
D5日目 スキャグウェイ寄港,ホワイト・パス列車の旅
E6日目 世界遺産グレーシャーベイ(氷河の湾)をクルージング
F7日目 カレッジフィヨルド(氷河入江)をクルージング
G8日目 ウイッテア着,下船。アンカレッジへ陸路移動し,帰国の途へ。
H9日目 関空着

         
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