「曽木発電所跡」探訪記 その1
2001.5.3


数年前の報道でその存在を知って以来、憧れ続けたダム湖に沈む幻の発電所を
愛艇の折畳式カヌー「マナティ・ジョイ」で、ゴマ君と一緒に探しに行きました。
鶴田ダムから曽木の滝へ向う県道の途中にやっと見つけたアプローチ個所から漕ぎ出しました。
幾つもの色とりどりの橋が、単調で味気無い荒削りの側壁のアクセントになっています。
漕ぎ上ること1時間余り(約5キロ)、遂に「それ」が現れました。
夕陽を浴びて湖面に立つ煉瓦造りの建物は、教会か修道院みたいなたたずまいでした。

釣り舟(右端)が現実的で興ざめでしたが、ベースに戻り車中泊した翌朝、
とんだ失敗で再びここに舞い戻ることになります。(続く)