山岳部族の高地の町 シャハラ
標高2,600mの急峻な山岳地帯の山頂に難攻不落の町を造り,イエメン全土がオスマントルコの手に落ちた時も唯一征服を免れたシャハラ。下から歩いて登ると7時間はかかる。車も4WDのトラックでなければ登れない。シャハラへ向かう幹線道路では部族独自の関所(検問所)が数カ所あり,自動小銃を手にした若者が数人でシャハラへ向かう入境者の車を検問していた。我らをシャハラまでピックアップトラックで運んでくれたベドウィンガイドも片時も銃を手放さなかった。
マーリブと砂漠を
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