世界に影響力を持つ最小の国ヴァチカン


 ローマ市内に位置する世界最小の国「ヴァチカン市国」国全体が世界遺産として登録されている。
 古代ローマ帝国においてヴァチカンのローマ司教が教皇として全カトリック教会に影響力を及ぼし,教皇領を広げるとともにカトリック教会の本拠地として栄えるようになった。その後,皇帝派・教皇派の対立が長く続いた。1860年イタリアが統一王国となった時,ローマの教皇領は接収され,1929年になって教皇側とムッソリーニの話し合いで現ヴァチカンを独立国家として認めることとなった。
 ヴァチカンの人口は800余人,教皇庁職員の中には市国外から通勤する人もいる。

   
サン・ピエトロ大聖堂,側面から 正面から見たサン・ピエトロ大聖堂
サン・ピエトロ広場を取り巻く284本の円柱の円形回廊 サン・ピエトロ大聖堂のベランダから
豪奢な内部 警備はなぜかスイス衛兵
松かさのモニュメント ミケランジェロの天井画のあるシスティーナ礼拝堂への回廊
回廊の左右に絵画や大理石の彫刻 ラファエロの間の壁画

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