鹿児島県大隅半島に”ノヒメユリ
(野姫百合)”を訪ねて


鹿屋の友人の案内で、大隅半島の草原に自生する”季節の山野草”を
観察に行きました。薄がうっそうと茂る中に朱色のノヒメユリが映える、
その俯き加減に咲く姿は艶やかで愛らしく、うっとりしました。ノヒメユリ
と共存する他の主な植物も紹介します。鹿児島県にはこの他にも稀少
植物の宝庫・自生地があり、大切に保護して、後世に残したいですね。

 平成18830日午前9~10時撮影  9月1日開設


 サイヨウシャジン
ツリガネニンジンの仲間で長い
雌しべが特徴です。

 
テリハノイバラ
秋に真赤な実をつけます。

白花サイヨウシャジン
突然変異と思われます。

ナンバンギセル
薄に着生します。
 
 ノヒメユリ
今回、観察の目的種。九州、沖縄にだけ
自生する極小のユリ(稀少種)

オトギリソウ
薄の株元にひっそり咲いてました。

ゲンノショウコ
薬草で知られる野草です。
 
オミナエシ
やはり秋の七草を代表する花です。

コガンビ
1メートル以内の落葉低木です。

 フジバカマ
ご存知、秋の七草の一種です。
 
ヤマトラノオ
クガイソウに似た花です。
 
スズサイコ
見逃すほどに地味な花、やはり稀少種です。

珍種を発見!
桃花ヤマトラノオ
 
カワラサイコ
 秋に紅葉する稀少種です。

 ヒメノダケ
セリ科の多年草。
 
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