サブスリーへの道

1月31日

長屋山東側の林道をゆっくり走った。標高500mくらい。雲の中だった。
ときどき切れ間から加世田の街が見える。晴れの日の景色はいいだろうな。
またひとつ、マイコースが増えた。マラニックにも使える。
朝、おにぎりとボトルを持って、30kmくらいをのんびり走る。
山頂へも階段があるし、素晴らしい練習コースが作れる。
本日もうれしい一日だった。

1月30日

明日は雨。長屋山の林道を、ゆっくり走ることにしよう。
膝の調子が良くなってきたので、いよいよ次の日曜日にはタイムトライアルをやろう。
まずは、400m。目標は72秒。遅くても80秒以内では走りたい。
短距離と中距離は、昔から遅い。中学3年の徒競走は、ビリから2番だった。
こんな人間でも努力すれば、長距離は早くなる。そこがいいね。

1月29日

毎日連続で7日間走ったので、明日は休養する予定。
休養は大事な「練習」である。
ランニング中毒になってはいけない。
まったく「伸び」が期待できなくなる。

1月28日

栄養の知識が不可欠だ。
もう一度、勉強をやり直そうと思っている。
例えばビタミンE。不飽和脂肪酸の酸化を防止する。
不飽和脂肪酸は、細胞での代謝を円滑にする。
円滑な細胞の代謝は、レースでのパフォーマンスを向上させる。
従ってビタミンEは、とっても重要な役目を果たす。
私はいつも、フルマラソンの3日前から、毎食毎にビタミンEの錠剤を一粒摂る。
しかしビタミンEは脂溶性である。使わない限り、体からは出て行かない。
よって、レース当日は少し頭痛がするくらいになる。
しかし、レースのパフォーマンスは、私の場合、格段に向上する。
あまり人には勧めないけれども。

1月27日

まだまだ先の話だが、ウエイトトレーニングも考えている。
何も知らない人は、筋肉モリモリになると思うかもしれないが、
軽いウエイトで回数をこなすやり方だ。モリモリにはならない。
筋持久力をつける。自己流は駄目。
もう一度、勉強し直してから始めよう。

1月26日

速くなる為に、今までランニングに関するいろいろな本を読み、いろいろな人にアドバイスを受けたが、
日本人初のオリンピック陸上金メダリスト・織田幹雄さんの言葉以上のものを、私は知らない。
それは 「腕をしっかり振りなさい」 というとてもシンプルなものだ。
レースの後半、足はもう言うことを聞かなくなる。しかし、しっかり腕を振ることはできる。
そして、しっかり腕を振れれば、足は動かざるを得ないのだ。
実際に腕の振りを意識してもらえれば、すぐにわかることである。
しっかり腕を振れば、スピードは上がっていく。
速く走るためには、「足」ではなく「手」を意識することだ。

1月25日

タイムトライアルをやりたくて仕方がない。
400m・1000m・3000m・5000mと、今の力を見てみたいのだ。
しかし、膝が完治していない。ここで走っては、怪我の危険性がある。
いまはじっと、我慢・我慢。

1月24日

うちから15分で秋目に着く。きょうはそこから黒瀬までの折り返し。
秋目は鑑真の上陸の地。黒瀬は杜氏の里である。
景色は最高。出会った車は7台。ここは私のフィールドだ。
ゆっくりと走り出す。きょうは8kmを予定。
驚いたことに、帰りには「ランナーズ・ハイ」を体験。1km6分ペースで感じた。
そうそう、また思い出した。
私にとってフルマラソンで3時間を切るということは、
1km・4分ペースでランナーズ・ハイを感じるということと同義だ。
ランナーズ・ハイを長く感じていられるほど、フルマラソンは楽になる。
要は、そのために練習するということだ。

1月23日

土曜日の夜まで仕事なので、日曜日がとても楽しみだ。
どこを走ろうかと迷う。いっぱいありすぎるのだ。
走ることがこんなに楽しいとは。
明日も7〜8kmをゆっくりと走る予定。
平日のジョグで、1km4分台が出るようになったので、来週はほんの少し1回の走行距離を増やそう。
急激に増やすと、怪我が、てぐすね引いて待っている。

1月22日
今朝の脈拍は70である。
昨夜の飲み過ぎが、すぐに数値で表される。
これは大変いいことだ。
もう70の数値など、出したくはない。
きっとこれからは、酒量を少なくできるだろう。

1月21日

朝目覚めて思い出した。
安静時の脈拍を、ずっと測っていたことを。
早速、今朝から実行に移した。
そう、自己管理できなければ、決していい成績は望めない。
だんだん思い出してきたぞ、昔のことを。
きょうから日誌にも書くことにする。

1月20日

明日から、朝の食事の内容を変える。
シリアルを摂ることにした。きっかけは雪。
先週から今週前半にかけて、積雪と凍結のため、毎朝一時間早く起きなければならなかった。
そのために早く床についた。これは焼酎を控えるのに最適な方法だ。これを生かさない手はない。
現在、朝の食事は牛乳とヨーグルト。通勤の車内で菓子パンを食べる。
あまりいい食事とはいえない。でも20分だけ早く起きると、ゆっくりシリアルを摂ることができる。
そういえば昔は、いっぱいの種類のシリアルを揃えていた。
体調もすこぶるよかった。
さあ、昔に帰ろう。

1月19日

吹上町の運動公園の西側に、1周3kmの素晴らしいクロスカントリーコースがある。
今年はここを、大いに利用したい。
夏場は松林が木陰を作ってくれる。冬場は風を遮断してくれる。
こんなにいい環境を、まったく誰も利用していない。
これからは私だけの贅沢な練習場所になる。

1月18日

上り坂が大好きである。
菜の花マラソンのような、アップダウンの多いコースでは、上りで面白いように抜ける。
みんな、上りが苦手なようだ。
上りを好きになれれば、いいことがいっぱい待っている。
私はよく上り坂を使ったインターバルをやる。
膝にまったく負担がかからない。
そのうえ、心肺機能への負荷は平地よりも大きいので、効率の良い練習ができる。
そしてレースでは、どんどん抜いていけるというわけだ。

1月17日

野間岳という山がある。標高591m、南さつま市・笠沙町の綺麗な山だ。
うちから15分で、その7合目の道路に着く。
山頂は絶景だが、7合目付近を半周する道路も、とても景色がいい。
きょうは膝と相談しつつ、ゆっくりと景色を楽しみながら走った。
ランニングをしていて良かったと思う、至福の時である。
7kmほど・45分くらいを走る予定でいたが、気がつくと50分を過ぎていた。
あまりの心地よさに、時間を忘れて走っていたのである。
景色は最高。次回は山頂までジョギングしよう。
その後、うちでストレッチング。
大分、体が柔らかくなってきた。そうなるとストレッチが楽しい。
逆立ちも何十年ぶりにやってみた。
5秒ほどではあったが、静止もできた。
まだブリッジができないので、明日からはそれが目標。
走るって楽しい。そう、私は趣味で走っているのだ。遊び、遊び。真剣な遊び。

1月16日

明日はゆっくりと、少し長い距離を走ってみよう。
まだ治らない膝の調子を見ながら。
長いといっても7〜8kmが上限だ。
ストレッチも楽しもう。
逆立ちも、何十年ぶりにやってみよう。
昔は倒立で歩けたし、静止もできた。
さてどのくらい、落ちているだろう。

1月15日

床にお尻を着き、開脚して両手を広げる。
その姿勢で頭が数秒、床に着くようになった。
継続は力である。
走れないときも何かしらできる。
体が柔らかくなると故障しにくい。
さあ、続けよう。

1月14日

明日の朝も早いので、少しだけ。
精神の占める割合は、とても大きい。
昔、早田俊幸という、とても長距離が速い選手がいた。
何回かフルマラソンに挑戦したが、うまくいかなかった。
心を教える監督がいたら、きっと大成していただろうと思うと、とてももったいない。
私のコーチは私。自分を褒める事は、とても得意である。
のせてあげると、実力以上の力を発揮する。とてもやりやすい。

1月12日

理想の走りをいつも頭に描いている。
フォームは瀬古だ。彼になりきって走れば、ほんの少しだけフォームは似てくる。
イメージとして描くのは、夢で出てくる「水面を走る感じ」だ。
究極の体重移動である。
街中を走るときは、自分のフォームが写る店のウインドウを見てみる。
ランナーはナルシストたれ。

1月11日

ストレッチングは、11の筋に分けて伸ばすようにしている。
大腿後部・大腿前面・大腿内側・臀筋・肩筋・腹筋と胸筋・背筋・体側筋・下腿と足首・前腕と手首・頚部だ。
その筋ごとにいろいろなバリエーションがあるので、それぞれその中のひとつを選び行なっている。
現在のところ、腹筋の伸展がまったく駄目である。
毎日、少しずつ、楽しみながらやろう。

1月10日

菜の花マラソンの会場へ、足を運んだ。
来年はこの場所に、選手として立っているはずだ。
何よりの刺激になる。
スタートの位置取りなどが、もう気になる。
知り合いの選手に、声をかける。
前半、飛ばしすぎるなよ。後半が勝負だぞ。
完璧な調整をして、ここに立っていたいものだ。

1月8日

今まで膝が痛かった。昨年11月からずっとだ。
それを走らない理由のひとつにしていたのだが、実は膝が痛いときにも、走ってみるといい。
もし走っていて痛みが増すようなら、すぐ止めなければならない。
しかし、走っているときに痛みを感じないようなら、走ってもいい。
これは私の意見ではなくて、医者の言葉だ。
昨日まで実は正座ができなかったのだが、今日は少し痛みはあるものの、ちゃんと正座ができる。
走っていても痛みを感じなかったので、ずっと走った。
多分、膝の痛みが少しずつなくなってくるだろうと思ってのことだ。
予感は的中した。

1月7日

1週間の走行距離の合計が 前の週のそれよりも20%以上増えないようにしなければならない。
また週に1日は走らない日を設け、積極的休養を取るほうがいい。
これは故障防止にとても役立つ。自分はエリートランナーではないことを自覚すること。
積極的休養とは、ストレッチングや筋力トレーニングなど、補助的なトレーニングは行なうというもの。
これに対して消極的休養とは、何もしないことを指す。
余程疲労が溜っているようなら、それもよい。

1月6日

正立の姿勢から、膝を伸ばしたまま前屈をしてみる。
指先が床に着く人も、まったく届きもしない人もいるだろう。
届かない人が届くようになるのに、あまり時間は要らない。
ストレッチングでたやすく届くようになる。そう、1週間もあれば。
決して反動をつけてはいけない。じわっと、力をいれずに、重力に任せて手を下げる。
筋肉は最初の15秒くらいまでは、縮まろうとする。
その後、伸びる方へ向かう。
だから30秒間、手を下にぶらっと下げていれば、初めよりぐんと下がることに気付くだろう。
風呂上りに毎日やれば、体の固い人でも床に手が着くようになる。
30秒が目安だ。反動をつけない。力を入れない。
ストレッチングのコツが、一番わかる方法だ。

1月5日

体を柔軟にすることが、不可欠だ。
それにはお風呂上りのストレッチングがいい。
その前に、お風呂の中で両足をお風呂の縁に揃えて乗せ、頭をその両足に近づける。
私は体がかなり硬い方だが、もう着くようになった。
詳しいやり方は明日。

1月4日

やらなければならないことを挙げる前に、やってはならないことがあるのに気付いた。
毎日飲んでいた焼酎。週に2日連続で休肝日を設けなければいけない。
これはなかなか辛いことである。ついでだから、飲める日も量を制限することにしよう。
日誌にはアルコールの量も記入することにする。焼酎は原酒量で。

1月3日

 本日より、わたくしを実験台に、フルマラソンで3時間を切るための練習を開始し、その記録をここに毎日発表していきたいと思います。

 わたくしはこれまで、トレーニングについてはすべて本から学び、自分をコーチに見立てて練習してきました。 25歳で始めたジョギングは、最初の頃は5kmでやっと20分を切る程度の鈍足でしたが、 本で学習することにより5kmを16分39秒で走れるところまでもっていくことができました。

 フルマラソンはこれまで7回出場し、7回ともサブスリーで完走することができました。これはすべて、教科書を素直に 信じて走った結果です。
 ただしそれは、1993年までの話。あれから17年が経ちました。あの時以来、練習らしい練習はできずに今日まで来てしまいました。
 そこで夢よもう一度、壮年の星となってカムバックしようという、無謀な計画を立ててみた訳です。

 現在わたくし53歳。来年の菜の花マラソンでサブスリーが達成できれば、50歳代3位までに入れる筈です。それを目標に、本日より 走りを再開することに致しました。

 どこで頓挫しないとも限りませんが、とにかくやってみます。なにせ、今年の目標も「じたばたすること」ですから。 きのうまでまったくモチベーションがなかったのですが、ここに書くことで、やる気を無理に引き出してみようと思います。

 どうぞお楽しみに。

 チンチンボッボッ、やいもんでな。

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