大浦干拓の食材たち 

その六

見ての通り「ひらめ」が干拓の北側の海にいます
もちろん天然物です
養殖ひらめの見分け方はとても簡単
ひっくり返して裏側の白いほうを見てください
こちらにも黒い模様があれば間違いなく養殖物です
干拓のひらめは小さいものばかりです
うろこを包丁でこそげ落として内臓を出し塩コショウして
両面をフライパンでこんがり焼けば出来上がり
あつあつがいちばんのご馳走です

 

その五

「ワタリガニ」すなわち「ガザミ」
干拓の岩場に潜んでいます
最近は大分少なくなってしまいました
写真のワタリガニは手のひらよりも大きなサイズでした
私はいつもヤスで突きます
食べ方は塩茹でがいいですね
真っ赤に茹で上がったカニは 食欲をそそります
日本酒が合うのですが 手が汚れてしまいますよね
だからよく冷やした日本酒をグラスに注いだら
前もってストローを差しておくのです
これで完璧

 

その四

「クマノコガイ」の仲間か?
標準和名は何でもよかろう 要はこの手の貝の呼び名は「ミナ」で済む
この貝は潮が引いていると 岩の下に隠れていてなかなか見つけられない
が ひとたび潮が満ちてくると こんなに早く動けるのかと思うほど
どんどん岩の表面に這い上がってくる
シュノーケリングしながら 楽しく獲ることができる

食べ方はこれもシンプルに塩茹でがうまい
食べるときにはゼムクリップを使うといい
きちんと塩出しできれば 内臓まで美味しく頂ける
いっぱいいるので 獲るのに夢中になること間違いなし

 

その三

言わずと知れた「はまぐり」 干潮の砂浜で獲る事ができる
ただし どこにいるかを探すのはとても難しい
だからこそ 探し当てた時の喜びは ひとしお

食べ方はいろいろ 私はシンプルに火を通すだけが好きである
貝の中の塩味だけでおいしい
蓋が開いた時の嬉しさは これも「ナンチュワナラン」

キャリアを重ねると 砂の上から存在がわかるようになる
目安となる穴があるのである

 

その二

この貝は「ムラサキイガイ」 干拓の北側の岩の裏に びっしり付いている
手で簡単に獲れるものもあるが マイナスドライバーがあると便利

岩をひっくり返すときに 自分の手や足を挟まないように注意
もし挟まったら 潮が満ちてきて溺れてしまう可能性あり

さて食べ方 これは塩茹でがいちばん 辛すぎると食べられなくなるので注意
バター炒めもいいが ここはシンプルに食べたい

岩とはご覧の通り 「毛」みたいなものでくっついている
ここを持って 身の部分を吸い取るように食べる 磯の香りが 「う〜ん なんちゅわならん」

 

その一

「マツバガイ」と呼ばれるこの貝は 大浦干拓の堤防の岩にペタッとくっついている
もちろん食べられる

私はこの貝を勝手に「B級アワビ」と呼んでいる
クセがないのでいろいろな料理法で味わえる
刺身 酒蒸し 佃煮 てんぷら フライ 炊込み御飯 バター焼き etc 

岩から剥がし獲るには ドライバーなどの先が平たく鋭利なものでこじ開けなくてはならない

食べる喜びも 獲る喜びもあり 大浦干拓は魅力的な場所である

つづく・・・

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