2006 蓮花

全般に今年は開花が遅れて黎明館では昨年よりも花数が少なくなりました。
県の内外に蓮池巡礼に出かけたものの、雨の日が多くて思うように写せません。
できるだけ、これまでとは違った感じで蓮を表現してみました。
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禊橋(みそぎばし)
人吉市青井阿蘇神社蓮池
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水面(みなも)
かすかに揺らぐ白蓮
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花から花へ
次々と飛び回る蝶
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夢の船出
風に吹かれて旅立つ
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蕾のきょうだい
順に花を競う
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夭折(ようせつ)
哀れ花開かず枯れ行く
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極楽浄土
目の前に見るごとき蓮池
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早苗居並ぶ
美しき日本の初夏
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散りてなお
花姿を水に落とす
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今日もまた雨
雨滴に花びら散りゆく
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ほとばしる滴(しずく)
強い雨が次々と水玉を生む
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宝珠ならびて
赤色赤光を思う
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朝霧のなか
山は朝霧に包まれた
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幻想の花
花に引きこまれる
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しばしの輝き
やがて朽ちてゆく
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あなた だ〜れ?
写したつもりが見つめられ
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雨上がり
銀の水滴がきらめく
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山鹿灯籠
頭上の花と池の花
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青空
雲がはれて青空広がる
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白蓮
つかの間の朝日を浴びて
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父の手
幼稚園への道すがら
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誘い誘われて
ミツバチがうれしそうに集まる
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有明の月
たちまちに薄れ行く月
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睡蓮の如く
水面に花開く珍しい姿
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蓮葉陰
強い日差しに水面光る
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蓮の涙
すべて食べ尽くされて
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光の海
朝日に若葉が輝く
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はちす(蓮)
不揃いの面白さ
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朝露を宿して
新しい一日が始まる
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若葉の門
生育旺盛な蓮田
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はちす増える
そろそろシーズンも終章
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風にそよぐ
大きな優しい風が吹き渡った