6 STARTマーク
2004/07/04
GSW690は、ブローニーフィルムを使用しますが、フィルムセットの方法が35ミリカメラと少し違っています。フィルムは裏紙と一緒にスプールに巻かれていて、画像のようにSTARATマークがあります。このマークをカメラに記された位置に合わせてから裏蓋を閉じて、フィルムを巻き上げます。
巻き上げレバーを5回程度操作すると一枚目がセットされます。その後はシャッターを切った後、2回巻き上げレバーを操作することで次のシャッターが切れる(撮影できる)ようになります。全自動の35ミリの感覚が抜けずに、フィルム巻き上げを忘れることが度々あって、シャッターチャンスを逃したこともありました。
8枚撮影が終わると、巻き上げレバーの操作で完全にフィルムが右側スプールに巻き取られます。35ミリカメラでは、36枚撮りでも37〜38枚撮影できますし、時には39枚のこともありますが、GSW690では8枚しか写せません。たまにはおまけで9枚写せそうなものですが・・・(笑)
わずか8枚と最初は思いましたが、構図決定、露出決定、ピント合わせと時間がかかりますので実際には充実感があります。(単に今は、手間取っているだけですが)中判を使うことによって35ミリカメラの使いやすさありがたさがわかりました。36枚は十分に枚数がありますが、無駄にフィルムを消費していたのかも知れませんね。
あるカットを写すには、縦・横構図で露出は3段階でと写すと、それだけでもう6枚です。36枚あっても6カットですから、それほどの浪費でもないようです。いずれにしても、フィルムを惜しんでいては良い作品は撮れないことは判っているつもりですが。(笑) HOMEへ