蓮は咲くときポンと音がする?
撮影していると、よく聞かれますが私は音を聞いたことはありません。
咲き始める様子では、ポンと勢い良くはじけませんし、交通量が多いので
聞こえないでしょう。原産地の熱帯ではわかりませんが、音がすると思いたい
気持ちがそのように想像させるのかも知れませんね。
蓮をきれいに写すには?
花の美しさは、晴れた日では朝方6〜7時が良いようです。暗い曇り空なら9時頃まで大丈夫です。
陽射しが強い日は、コントラストが強すぎて特別な効果をねらう場合は別として、お勧めできません。
空の表情が美しい日は、石垣や周辺の景色を含めて絵になります。
蓮の写真は
ワンパターンになりやすい?
被写体があまりにも美しいため、最初は写させられてしまう感じがあります。花の形から日の丸構図に
なりがちです。何回か撮影に通うことで、さまざまな描写・表現に取り組める楽しさがあります。
花だけに気を取られずに主題、副題を考えて写したいものです。
蓮写真はコンテストに向いている?
コンテストで良く見かける被写体ですが、単に美しいとか珍しいだけでは上位入賞は困難です。
だれでも写すような写真を越えた表現ができたら良いのですが。それが難しいですよね。
私など、未だに被写体の美しさに惹かれるだけで、写させられている状態です。
レンズは何ミリが必要か?
理想的には300ミリですが、近くに咲くことも多いので標準レンズでも大きく写せることがあります。
逆に風景写真としてねらう場合は、17〜35ミリ程度が使いやすいでしょう。
基本的に望遠レンズでは三脚は必需品です。薄暗い時はシャッターが数秒のこともあります。

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